昭和レトロなお菓子の缶を集めてみました


 
今でも、ちゃんとしたお菓子屋さんなどへ行くと、贈答用のお菓子は金属製の立派な箱に詰めて持たせてくれたりします。
この立派な箱が欲しくて、ついついお菓子を買ってしまったことって、一度くらいはあるのではないでしょうか。

昭和時代にも、ご贈答のお菓子というのは、それぞれのお店オリジナルの立派な箱に入れて売られていました。
そして、当時のデザインというのは、今から見ると非常に個性的でモダン、
これはアートではないだろうかと思えるようなものが、たくさんあったのです。
考えてみると、当時のお菓子(特に洋菓子)というのは、現代に比べてより高級感が強くて、
箱のデザインにもそれなりの配慮が必要だったのかもしれませんね。

子ども向けにかわいいデザインのものが多いのも、昭和レトロなお菓子缶の特徴です。
その頃、流行していたポーズ人形を使ったり動物人形を使ったり、なかなか時代性が反映されていて楽しいですよ。

   
 明治製菓「Naive(ナイーブ)」。かわいい人形の写真がお菓子のイメージにぴったり。当時、クッキーやビスケットなどの洋菓子は、お土産にも重宝されました。    明治製菓「EDEN(エデン)」。まるで「暮しの手帖」の表紙デザインみたいに、オシャレでモダンです。いったい、どんな人がデザインを担当していたのでしょうか。

     
グリコ「BIEN(ビエン)」。グリコもこんな焼き菓子の詰め合わせを出していたんですね。シルエットみたいな女の子のザデインがいかにも昭和30年代的でレトロ。   明治製菓「Naive(ナイーブ)」。人形の写真が使われるパターンが多かったのかもしれません。にしても、構図が非常に凝っていて、デザインにかける意気込みがすごい。 

     
森永製菓「SELECT(セレクト)」。当時はポーズ人形が大流行していた時代、お菓子の缶デザインにもかわいい人形が大活躍していたのでしょう。   池田「チーズ飴」。雄大で北海道らしさを感じさせるお土産の缶も大好きです。バター飴は今もあるけれど、チーズ飴って? 麦わら帽とミルク缶が北海道!

     
雪印「バター飴」。今でも定番の北海道土産です。牧場風景は1970年代の北海道を代表する風景でした。   札幌グランドホテル。ホテルのお土産ショップでもオリジナルのお菓子缶を使っていたのでしょうか。時計台とポプラ並木が北海道らしさを漂わせています。 


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